今回は、出願書類の評価の中でどれくらいの割合を占めているのか常に議論の的となっている推薦状について書きたいと思います。恐らく大学側としてはその人の客観的な評価を知りたいとか、志望動機書(personal statement)で書ききれない内容の補完だとか、出願するプログラムに関連する職務経験や研究室であればよく見ておきたいとか、その辺りだと思います。
私のケースだと、まず志望コースは環境政策か環境開発です。
大学卒業後に職場を二つほど経験しているのですが、大学では国際関係論を専攻していて、現在は環境についての仕事をしているのでその二つをチョイスしました。つまりは、大学のゼミナールの教授から1枚、職場事務所長から1枚。大学卒業してからそれなりに時間が経っているので、職場の上司からの推薦状が一枚は使えます。たぶん二枚とも職場からでOKですが。。
そこは大学のreferenceのページを確認しましょう。
しかし、この書類…
正直言って、でっち上げることが可能です。(言い方)
というか、上司によっては「いいよ、書いてきてくれれば内容見るから。」みたいなこともありますよね(きりん談)
ということで、現在の仕事は志望コースの内容に多かれ少なかれマッチしているので、なるべくコース内容に関係があることを書いていきました。人柄や強み、問題への対処法なども、大学院の生活を想像して書いていきます。最終的には830wordsくらい(A4二枚)になってしまいましたが、パーソナルステートメントが500words以下の大学もあり、なるべくアピールしたかったので勝手に良しとします。最後に上司に内容をチェックしてもらい、職場の公式用紙に印刷後、サインと職場のスタンプをもらいます。
大事なことですが、大学によっては専用のカバーシートが付いていたり、内容が指定されていたりするところもあるので、しっかりと大学のHPを確認しましょう。内容の指定はそこをちゃんとカバーしてないといけないと、どこかの講師が言っていました。あとは英語の用法に注意です。言い回しは絶対にその人特有のものが出てしまいますので、誰かに添削してもらう方が良いです。私は三人に言い換え、添削してもらいました。
そして大学の教授ですが、通常の授業とゼミナール合わせて3年間お世話になった先生で、仕事を始めてからも何度か会う機会があり非常に頼みやすかったです。しかも人柄も良く「大学によって内容を変えるなら言ってね。」とか正直神です。笑
何度か留学生用に推薦状を書いた経験もあったようなので苦労はしませんでした。私の希望も推薦状に組み入れてもらったりと最終的には600wordsくらいでまとまりました。基本骨子は先生が書いてくれて、私が付け足しで書いた部分もありますのでそれも内容含めて二人に添削してもらいました。内容は主に先生の持っていた授業とゼミの成績や、人柄についてです。
しかし、最終段階で問題が・・・
私の退職時期が半年くらい延びてしまい、日本に帰ることができなくて直接推薦状を受取りに行くことができません。連絡はメールのみで取っているのですが、これを利用しているbeoや大学に直接送ってもらわなければいけないという・・・。これは本当に申し訳ないですよね。beoはともかく直接出す方はお金も掛かるし、一回自宅を経由する方が良いと考えています。どこかに合格して帰国したらいっぱい菓子折り持っていかないと。
そんなこんなで色々憂鬱な作業も孕んでいる推薦状ですが、早めに言うことが大切です。これも遠距離であることも含めて2ヶ月くらい時間かかりました。
それではー。
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